QuickWork 村岡氏|創業1年でサービス導入者数3000社以上の注目企業！募集中の人材採用要件｜
ーQuickWork 村岡 功規 氏ー
プロフィール
CEO 村岡 功規 氏
学⽣時代にデータ分析の研究員の傍ら、Webサービスを起業。
⼤⼿IT⼈材企業レバレジーズで新規事業⽴ち上げと営業マネージャーに従事し、QuickWorkを共同創業。
会社・事業概要について
―QuickWorkについて教えてください。
設立は2019年の8月で、メンバーは現在43名です。43名中3名は正社員で、残り40名はフリーランス・業務委託などの雇用形態です。
弊社は、 “最新のテクノロジー×自動化×ポテンシャルの最大化”の３軸で、社会の生産性を底上げすることをビジョンに、現在５つのサービスをリリースしています。MRR（月間経常収益）も１期目時点で1000万円を突破しているので、投資体力はでてきています。プロダクトに対して、惜しまず投資できる体制があるので、エンジニアの募集も増やしている段階です。
事業は“Salestech”と“HRtech”という大きく２つの領域に分かれており、それぞれの領域でSaaS型のサービスを作っています。ですので、開発のチームのメンバーを急激に増やしていく必要があり、コミット量の大きい開発メンバーを求めています。現状、CTO・PMのポジションも空いているので、裁量を持ちながら働いてもらえると思います。
【QuickWork HP】https://quickwork.jp/
2019年の12月までは、前職からの縁で共同創業した粂（取締役）と２人でやっていたのですが、そこからどんどん人が増えました。前職では、私はセールス・粂はマーケターだったので、2人とも非エンジニアから勉強してサービスをリリースしていました。その時点でメンバーを探そうと思ったのですが、勉強をしてみたら若干兆しが見えてきたので、2人で勉強しながら実現していきました。
2020年３月頃からメンバーを増やしたのですが、本当にまったく対応ができていないほど、リード問い合わせが増えました。月間700程度で、1日で最大93件来たので、広告を止めたこともありました（笑）
現在メンバー構成はグラフを見ていただければ分かると思いますが、エンジニアの比率がSaaSのプロダクト量の割には低いと思います。もともと私と粂の2人で開発していたのでエンジニアが必要ありませんでした。2020年の2月まではエンジニアが一人もいない状態で、３月から一人入ったという形です。
しかし現在は、完全に私と粂は開発から手を引いて活動しており、プロダクトも５つあるので、開発のリソースが全然足りていない状況です。短期間でマーケティング担当を含めてメンバーをかなり増やしましたが、目標としてエンジニアの比率を40％程度まで高めていきたいので、追加で8名程度エンジニアメンバーを増やしたいと考えています。フルタイムの方でも、まずは短期間でも加わっていただけると嬉しいなと思っています。
事業概要
―事業概要について教えてください。
まずは、Salestech領域についてお話します。“リード未満の顧客情報を一元管理できる次世代のCRMを作る”をビジョンとしています。アポイント獲得後に使うツールはSalesforceなどがあると思いますが、そのリード未満の情報はスプレッドシートやExcelで各々管理されていると思います。その顧客情報を一元管理できるようにしたいと思っています。サービス情報の登録に加え、お客さんのプレスリリース・求人情報の動向から、サービスにアクセスがあった時にアラートを出したり、自動で営業をかけることを可能にしたいです。現在あるサービスは一部で、一元管理の実現のためには、なおさら開発メンバーが必要になっていくと思っています。
弊社のサービスであるApotakuとDanielについて説明すると、目的は両方とも同じです。アウトバウンドのアプローチ業務に営業マンの工数がとられてしまっている現状を変え、お客様の行動や満足度を向上させる業務に時間を割けるようにすることが目的です。具体的には、ターゲティング・リスト作成・アプローチ・アポイント獲得までをシステム上でできるサービスです。
この２つのサービスは顧客満足度業界No.1を獲得していて、無料利用企業数は3580社・有料利用企業数も400社まで積みあがっている状況です。ユーザーをとても大事にしているので、お客様のフィードバックを元に機能を新たに実装しています。毎週送信するメール・管理画面上の目に触れやすい場所にある機能改善アンケートから、フィードバックを獲得しています。お客様が送信したアンケートは、開発チームのアップデートチャンネルにログが流れ、随時確認できる形になっています。
HRtech領域では、エンゲージメントサーベイのツールＶisualを2020年7月にリリースしました。日本の人事部「ＨＲアワード2020」にてプロフェッショナル部門に入賞したツールです。コロナ禍のオンライン化で、コミュニケーションが減り、従業員の心理的な状況を適切に把握・認識できないことで、適切な対策が打てない状況があります。Visualでは、一つの管理画面で把握したうえで、個別に対応できます。
エンゲージメントサーベイとは、従業員が会社や商品に対してどれくらい愛着心を持っているかを調査することです。従業員のエンゲージメントを調査することを通して、「コミュニケーションの不足」や「従業員の主体性の欠如」のような職場の改善しなければならない具体的な課題を明確にすることができます。
採用について
エンジニアは、まだウォンテッドリーでしか募集をかけていないこともあり、未経験からのキャリアチェンジで応募される方が多い状況です。弊社は創業期なので、研修をしっかりやるのも難しいので、経験がしっかりある方を募集しています。開発チームのマネジメントリーダーもいないため、取締役の粂がCTOも兼任している状況なので、経験の多い方・チーム開発にも慣れている人材を求めています。
また開発環境としては、バックエンドにPythonとDjangoを導入していますが、Djangoはマストではないです。インフラだとAWS・フロントエンドだとReactなどですね。Django以外は、オーソドックスな開発環境になっていますので、エンジニアの方は開発しやすいと思います。また、社内の調整・承認を極力排除しているため、本質的な業務に集中してもらえる環境も整っています。
弊社に今入社した場合、ターゲットの普及率0.1％・創業期２期目・初期１％のメンバーに入れます。ですので、スタートアップで裁量を持って、がつがつサービスを作っていきたいエンジニアの方にぴったりだと思っています。雇用形態も、コアメンバー・業務委託どちらでも希望していただいて大丈夫です。今入社していただいたメンバーは、幹部になれる可能性もあるので、やりがいも持っていただけると思います。
―カルチャーフィットする人材について教えてください？
ユーザーを大事にする人材です。「作ったものを営業の人が売ってください」というスタンスではなく、ユーザーと一緒にプロダクトを作っていく」というスタンスを大事にできる方を求めています。
また、慎重にゆっくり開発していきたい方はマッチしないと思います。アジャイル開発で必要最低限の機能だけでリリースしてしまうようなスピード感を重視しているので、共感して頂けると、いいと思います。またスタートアップなので、急拡大していて未整備なところも多いです。未整備な部分の仕組みを作ったりして楽しめる素質だといいですね。CTOに関しては、必然的に視座を広げるためにも、他部署・他部門とも横断的にコミュニケーションが取れる人材がふさわしいと考えています。
QuickWorkの文化・手当・制度
―QuickWorkの文化・制度について教えてください。
7つの大事にしているvalueは画像を見ていただければわかると思います。
働き方については、比較的自由度が高いと思います。オフィスはplug and play shibuyaを借りていて、43名のうち5名程度がオフィスに出勤しています。働き方は、出社・フルリモートなど、お任せしています。セールスの方も、フルリモートで問題ないです。時間も特に決まっていないフルフレックス制です。
手当も充実させていて、リファラル採用手当として、カルチャーを理解しているメンバーからの紹介で採用された場合、1人30000円の手当を用意しています。他にも、読書・資格取得手当として、各１万円を用意しています。弊社のカルチャーとして、学習も大切にしています。既存の知識で解決できることはほとんどないと思うので、新しい課題にぶつかった時に学習できるサイクルを作りました。メンバーの成長・弊社の進化の両方に効果があると思っています。
―手当や制度が、かなり充実していますね。
コアメンバー3名を除いて40名は、他の仕事を掛け持ちしています。面白い経歴の人も多いんです。弊社の広報（オープン社内報の責任者）担当は、奄美大島と鎌倉拠点で生活しているのでフルリモートで働いていたり、他には自分で板前寿司のブランドを持っていたりする人もいます。
リモートワークを取り入れたきっかけ
―リモートワークを取り入れられたきっかけを教えてください。
創業期からリモートワークを取り入れているのは、前職で課題を感じたのがきっかけです。あまりリモートが許容されておらず、エンゲージメントも低い組織だったので、そこに対する課題観がありました。だからこそ、リモートワークを含めた自由度の高い労働環境をつくったうえで、メンバー自身を信じて任せることを大切にしています。
リモートワークのメリット・デメリット
―リモートワークのメリット・デメリットを教えてください。
フルリモートのみならず、フルフレックスの制度を取り入れています。「どの場所でいつ働けば、一番生産性が高いのか」という、人によって違う項目を、メンバー自身が選べることが一番大きいと思います。場所や時間の指定がないため、単純に働きやすいですね。また、地方に帰省したい方や南国で暮らしたい方も、リモートだから働けるのでメリットだと思います。現メンバー４３名の居住地もバラバラで、都心に住んでいる方は半数に満たないです。
リモートワーク下で課題を感じたのは、勤務報告です。いつどこで誰が動いているのかについて、まだスタートアップなので不透明な部分が多いことです。不透明さを解消するために、弊社ではSlackで共有チャンネルをつくりました。以前は職種を分けていましたが、総合理解を深めるためにアテンダンスチャンネルを作りました。バラバラな時間に動いているので、Slackを使うことで誰が何をしているのかを把握しやすくなるので便利です。
ただ、報告で工数がとられるのは嫌なので、Slack以外の対策はしていません。自発的に「会社に貢献したい」という気持ちがあれば、縛る必要がなくなるので、メンバーが働きやすい環境を作って「会社に貢献したい」と思ってもらえるようにコミットしていきたいと思います。
今後の事業方針
―今後の事業方針について、教えてください。
１年目で満足度No.1などを獲得できたので、よかったと思っています。今後はもっと、SlackやSalesforceのように、企業に当たり前に導入されているサービスにしていきたいです。 “リード未満の顧客情報を管理できるツール”として、必要不可欠な存在になれたら嬉しいです。Salestech のようなリード未満のCRMは、データ量が膨大で扱いが難しいですが、弊社は企業リスト作成ツール・アウトバウンドの営業支援ツールも作ってあるので、既存のデータベースは確立されています。
今後はさらに、「顧客自身のサービスのLP（ランディングページ）とそのアクセス情報をデータベースと紐づけること」「プレスの情報からヒットする自社の商材と親和性の高い企業をピックアップすること」を実現したいです。また「アプローチに対して、ユーザーがどのようなアクションをとったかを、スコアリングし、降順で並び替える」ことで、インサイドセールスの部門がアプローチしやすい状態を実現できればいいなと思います。このようにSalestech領域は、今まで人がしていたプロセスを自動化することを大切にしています。
並行して、人の可能性・ポテンシャルを広げる観点でつくられたサービスがHRtechのvisualというサービスになります。この二つで生産性の向上が出来たらいいなと思います。また、今後は新サービスも作り続けていきたいと思います。
【QuickWork HP】https://quickwork.jp/
リモートビズでは、完全リモートのエンド直案件のみをご紹介いたします。
これまで、案件を紹介したエンジニアは常駐で勤務していた方が「収入が上がった」や「好きな時間で働ける」など数々の実績をあげております。また、今回ご紹介した企業様もご紹介することが可能です。
リモートワークの求人やお仕事の相談なら、是非リモートビズまでご連絡ください。
投稿者｜柳 恭平
リモートビズ運営責任者。約3年間のフリーランスの経験をしてリモートビズに参画。
営業,企画,マーケ,広報,エンジニア対応とマルチに対応。最近ではPythonを使った業務効率化する方法を習得中。