Hubbit株式会社 中藤氏|社会的意義を感じられるリモートワーク!終活×ITで社会課題に立ち向かう
ーHubbit株式会社 CTO 中藤 恭平氏ー
プロフィール
CTO 中藤 恭平
千葉県生まれ。東京理科大学卒業後、金融系のシステム会社に入社。基幹システムからWEBやアプリなど、様々な年代、言語のシステムおよびインフラ構築を経験する。独立後に、Hubbit株式会社にCTOとして参画。プロジェクトでは何でもやるフルスタックエンジニア!
事業内容
―簡単に事業内容を教えてください。
弊社は“より良い最期をITで創る”をビジョンに事業を行っています。お墓や葬儀という狭義の意味ではない本当の意味での終活×ITという少し変わった組み合わせで、医療や介護施設に対して、利用者がよりよい生活を送れるようなソリューションを提供しています。また医療・介護の分野のみならず、最期まで人が幸せに生きるための情報を発信するメディアの運営も行っています。このような“人がいい生活を送るために必要なもの”だけではなく、医療や介護施設のIT化の推進、システム開発による務の効率化も行っています。
オウンドメディア“GoldenYears”に関しては、例えば「老人ホームの正しい選び方」「60歳以上にお得な情報」など、60歳以上でも元気に過ごせるような情報の発信をしています。その他にも、まだ企画・デザイン段階ですが、オウンドメディアとして現役世代に対しても、老後について今これからできることや、これからの生き方を見つめ直すような情報を発信するメディアを立ち上げる予定です。終活はどの世代にとってもやる価値があるものなので、より多くの人の考えるきっかけになれればと思います。
【Hubbit株式会社 HP】https://www.hubbit.io/about
―終活×ITは新しいですね。
例えば介護施設であれば、入居者の方は「青春時代に聞いていた音楽をすぐに聴けない」「オンライン操作が難しく、家族となかなか話せない」などの悩みを抱いています。入居者それぞれの要望を叶えるためには、ITなしでは難しい現状があります。認知症の研究成果としても、「青春時代の思い出を振り返ることで、認知症の進行を遅くすること、改善することができる」というものがあります。このようなニーズがあるため、弊社としては、やはりITの導入が必要であると共に、それによってより自分らしい生き方を実現できると感じています。
リモートワークを取り入れたきっかけ
―リモートワークを取り入れたきっかけを教えてください。
対面の必要がなかったので、元々リモートワークでした。ITをやっているからというのもありますが、CEOの臼井 貴紀と知り合うきっかけとなった会社も、根本的にリモートワークを取り入れていたので「特にリモート勤務で問題ない」となりました。
また、タスク管理ツールやチャットによるコミュニケーションをしっかりととることでリモート勤務でもしっかりと見える化を行っています。それによりリモート勤務においてもしっかりと成果が出せる環境になっていると感じています。
リモートワークのメリット・デメリット
―リモートワークのメリット・デメリットはありましたか。
通勤時間ないため、生活に余裕があることがメリットです。さらに、通勤費の経費・通勤の体力も必要ありません。また、今はコロナ禍ですので、感染リスクを減らせることもメリットだと思います。
ただデメリットは二つあると思います。まずは、運動不足になっていることですね。通勤時は、ある程度運動することができます。リモートでは通勤がないので、自主的に運動をする必要があります。もう一つは、一人暮らしの場合、人に合うことがないので、閉鎖的な空間になってしまうことです。
リモート下でのマネジメントについて
ーリモート下でマネジメントをする上で感じる課題はありますか?
課題としては、リモートワークのメリットと一長一短になってしまいますが“時間を軸に働く難しさ”があると思います。リモートワークの場合は、家の事情に振り回されることが多いと思います。だから時間に縛られない方が、働き方として効率がいいので「時間で働きたい」という要望には、応えづらいです。採用時には、「責任感があり、自走ができる人であるか」を採用時に見極める必要があります。
業務委託のメンバーには「会議等の時間以外であれば、いつ働いても大丈夫です」と伝えています。働いた時間を申請していただき、合計時間を計算して時給でお支払いする形です。エンジニアだと深夜型の方が多いですが、「午前は寝て午後から働く」などの自由な働き方も可能です。ただ、週単位での稼働時間はある程度決めています。また、正社員に関しても基本的にはリモートワークとなります。時間に関しては、労働基準法に則りながら、可能な限り自由な働き方を取り入れていきたいと思っています。理想としては、会議や商談などの変えられない時間以外は、あまり拘束しない形にしたいです。
ーリモートワークで使用するツールについて、教えてください。
エンジニアは基本的にGitHubでコード管理をしています。プルリクエストなどのやりとりで、コミュニケーションを取っています。また、タスク管理ツールはJiraを使用し、コミュニケーションツールはSlackを使用しています。個々のやり取りに関しては、Zoom・Google Meet・Wherebyなど、適宜よさそうなツールを利用しています。
開発環境について
―採用時に開発環境を重視されますか?
実務未経験だと難しいですが、何年かの実務経験があれば、必ず何かしらの言語に携わっているので、問題ないです。可能であれば、私も操作可能なJavaやPHPなどの言語で開発できる方だとありがたいです。ただ、1人で実装しきれる場合は、こだわりはありません。こちら側が合わせます。またコードレビューであれば、調べながらでも十分可能ですので、言語はあまり気にしません。強いて言えば、クラウド系は基本的にAWSを使用しているので、AWSから脱線してGCPなどになるのは避けたいですね。
求める人物像
―業務委託や正社員などで、今後採用したい人材について教えてください。
採用方針としては2パターンあります。
1つ目は、エンジニアスキルが高い人材です。画面設計さえあれば自身でデータベースを起こし、システム実装・インフラ構成を考えていけるような“1人である程度作れる人材”です。例えば、少人数で1つのアプリやウェブサイトを完成させている経験があると嬉しいです。ですので、少なくとも1つの言語であれば、何もサポートがなくても完遂しきれるような、エンジニアスキルの高い人材です。
特に正社員として採用できれば嬉しいのが、2つ目のパターンです。弊社の事業内容である医療介護終活の分野は、ITリテラシーが高いとは言えない方々が多いです。だからこそ、ウォーターフォールで隙なく完成させていくことが難しいです。そこで、打ち合わせ・プロジェクトマネジメントなど、メンバーをマネジメントできるコミュニケーション・マネジメント力の高い人材を求めています。弊社に入社していただければ、事業内容から社会的な意義を感じることが出来ると思います。
採用時の課題
―採用について難しいと感じることはありますか?
正社員の採用に関して、求めている人材が“コミュニケ―ション・マネジメント力のある人材”なのですが、そのスキルを見極めるためには時間がかかることです。現状では、私が案件を持ちながら採用面接をしているので、採用面接にかかる時間が課題ですね。その意味では、エンジニア採用要件として、人を見る目がある人材であれば、さらに助かりますね。
今後の事業方針について
ー今後の事業方針・採用方針について教えてください。
事業方針については、引き続き終活を主軸においた事業を展開していく予定です。また、この業界のIT先駆者として弊社だからこそできるをより増やしていきたいと考えています。採用方針については、先ほどあげたパターン1のエンジニアスキルが高い人材を採用していく方針です。その中で弊社のビジョンへの共感であったり、医療や介護、終活といった分野の経験などがあればより積極的に採用していきたいです。
【Hubbit株式会社 HP】https://www.hubbit.io/about
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