ハウスバード株式会社 浅見氏|「空き家」を”人間らしさ”を取り戻す場所に!仲間大募集!
―ハウスバード株式会社 浅見 清夏氏ー
プロフィール
代表取締役社長 浅見 清夏
・青山学院大学卒業
・accentureにて戦略コンサルティングに従事
・その後中国で教育系ビジネスで起業をし、事業売却を経験
・帰国後は、産業革新機構に入社
・同社退社後、ハウスバード株式会社を設立
会社概要
ー創業のきっかけについて教えてください。
弊社は“人間が本来与えられている「知性」「感性」「優しさ」、そして「心の中の自由」を取り戻す場所を日本中に溢れさせる”をミッションとしている会社です。このミッションを掲げている理由は、私を含めて近年日本人は資本主義社会に生き、東京・大阪で働く中で「本来の人間らしさから遠のいている」と感じたからです。
軽井沢にセカンドハウスを持ち、週1回訪れる中で、自然の中で過ごす経験は自分らしさ・感性・知性を豊かにしてくれるという感覚がありました。そのような感覚を日本中に溢れさせることができれば、それぞれが自分らしく生活できるのではないかと考え、創業をはじめました。
―事業概要を教えてください。
今年4期目で、「1日単位で貸し出せる古民家・空き家を増やす」事業を行っています。具体的には、地方にある使用されていない空き家・別荘に“旅館業の許可”などを付与することで、1日単位で貸し出せる施設にしています。これにより、今まで活用できなかった場所が活用できるようになります。
今までは、別荘・空き家を貸し出す手段は賃貸のみでした。賃貸は「借りた人が出ていくまでは、ずっと貸す必要がある」「自分で使いたいときに使えない」などの制限があるため、なかなか活用に踏み切れていない方々がいらっしゃいました。“旅館業の許可”をとることができれば、1日単位で貸し出すことができるため、自分が使わない時のみ貸し出すなど、多様な活用の仕方ができるようになります。
借りる側も、賃貸のように「何年も住むために、気合を入れて家具・電化製品など全てをそろえよう」とする必要がありません。1日・1週間・1か月単位で、家具なども全てそろった状態で使えるので、自分を取り戻せる機会になるのではないかと思っています。価格としては、だいたい1人1日5000円から7000円です。Airbnb(エアビーアンドビー)などで貸し出しています。
―空き家は社会問題ですよね。相続問題で持ち主の分からない空き家も溢れていくと言われていますよね。
そうですね。今後は、人口が減少していくこともあり、より空き家は増えていくと思われます。一方で、空き家が増えているようなエリアは魅力があふれていることも多いんです。自然が豊かであるなど都会にはない魅力も沢山あるので、そういった場所を活用して“都会の人が訪れる機会”を作ることが出来れば、マイナスな面ばかりではないと思っています。
―“古民家・空き家の1日貸出”に関して、国内の需要は増えてきているのでしょうか。
場所によって偏りがあります。京都に関しては、コロナの影響でインバウンド・東京からの観光客が減ってしまい、打撃を受けています。近隣の大阪などからは訪れられていても、日帰りが可能なので、需要が減っている状況です。
一方で、箱根・軽井沢などの東京周辺にある別荘は、コロナの打撃を受けたインバウンドの穴を埋められるほど、国内需要が高まっています。
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リモートワークのきっかけ・メリット
―リモートワークを取り入れたきっかけを教えてください。
現在は、基本的にはメンバー全員がほぼフルリモートです。必要がなければ集まっていないです。コロナの影響で、フルリモートを取り入れました。その前から、リモートも部分的に実施していましたが、コロナ禍でリモートをメインにしました。
―取り入れたメリットはありましたか?
通勤時間が減ったので、メンバーに余裕ができたことだと思います。私自身もフルリモートが可能になったことで軽井沢に完全移住したので、住環境がよくなったこともメリットです。
リモートワークの課題
―リモートワークの中で課題を感じることはありますか?
やはり、新しいメンバーなどと仕事をする場合に、対面よりも情報量が少なくなってしまい、コミュニケーションの質が落ちてしまうことです。前から一緒にやっているメンバーであれば、相手をよく知っているのでコミュニケーションに問題はないですね。
またマネジメントの観点では、それぞれの担当している業務が見えづらくなることです。それを“見える化”することは必要だと思っています。
現在弊社では、業務委託のエンジニアの場合は「ちょっとした修正などのタスクであれば、時間報酬」「システムをガラッと変えるなどの場合、プロジェクト単位の成果報酬」という形をとっています。ただ、エンジニアの働ける日数・時間によってカスタマイズも柔軟に対応しようと思っています。
リモートでのマネジメント
―リモート下でのマネジメント方法
週1の定例ミーティングで、進捗状況を報告してもらっています。また、昼ミーティングで毎日15分程度、その日の業務内容・質問事項を確認しています。これはエンジニアに限らず、全員で行っています。組織論的にも、コミュニケーションは長く少なくやるよりも、短く回数を分けてやる方がいいそうなので、この形をとっています。
求める人物像
―カルチャーフィットする人物像を教えてください。
「決まったことを淡々とこなすのが得意」よりは「ある程度、自分で考えて勉強して行動を起こす」人材がマッチすると思います。弊社は組織的にはまだ小さく、やること・方針などが適宜変わっていきます。だからこそ、細かい指示を待つ人材よりは、臨機応変に「こうしたほうがいいですね」と考え、行動できる人物を求めています。
弊社の事業内容自体も、不動産・施工・設計など幅広い知識が求められます。新しい知識を求めて、自分で学習・インプットできる人だといいなと思います。
採用について
―採用活動で難しいと感じることはありますか。
私自身がエンジニアではないので、システムを深く理解できていないことによる採用の難しさを感じることがあります。また、そもそもエンジニア不足で“採用における競合難易度”が高いとも感じています。
今後の事業方針・採用方針
ー今後の事業方針・採用方針について教えてください。
事業方針としては、来年頃からは“弊社がビジネスのために社内だけで使用していたシステムをSaaSのような形で社外に出しいていく”ということを検討しています。コロナの影響により、リモートワークが増えたため「移住を考えている人」「セカンドハウスを持ちたい」という方々が増えたことがきっかけです。「どの物件が旅館業の許可をとれる物件か」などを自動で判別できるシステムなので、もっと広げて提供につなげていきたいと思っています。今までは、一部の投資家・不動産会社向けに提案してきましたが、もっと低価格で広く使っていただける形のシステム提供をしていきたいです。
それに合わせて、採用面ではエンジニア採用を増やしていきたいと思っています。今年から来年春にかけては、特に気合いをいれていきたいです。言語は、Python・Rubyなどを検討しています。
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